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◆◆◆ はじめに ◆◆◆

 こんにちは、LUNATICです。

 今年のGWは神々のふる里、出雲へと行ってきました。出雲の地を走るのは6年ぶりです。21世紀になってこの神話の里がどのようの変わったか、じっくりと見て回ってきました。

 ところで少し話が飛びますが、宮崎駿のアニメ「もののけ姫」で一躍有名になったのがたたらです。明治以降の近代製鉄が導入されるまでの数千年間、日本の鉄を生産したのがこのたたらでした。
 そのたたらを実際に見ることができる日本唯一の場所が、実はこの出雲なのです。

 また出雲の神話の中でも、八岐大蛇(これが読めないヤツは日本人として恥ずかしいぞ・・・・)が最も有名ですが、この神話では最後に素戔嗚尊が大蛇の尾から雨叢雲剣を得たことになっています。
 この八岐大蛇の神話の由来として、砂鉄の産地であった斐伊川を大蛇に例え、その上流部にあった砂鉄の産地を雨叢雲剣であらわしたともいう説があるほどです。そのくらい、この地は古くから製鉄に深く関わりのある場所でした。

 もちろん日本神話の舞台であるこの地では、奈良、京都さえも真っ青という歴史あるお社なんかがありますし、それ以前の古代の古墳や遺跡もごろごろしていて、ある意味、日本の最も歴史のある地域であります。歴史のロマンに浸るには、これほど適したところはないでしょう。

 そして旅のもう一つの楽しみ。食べ物ということになりますと、出雲といえば・・・・、誰でもまず思いつくのはそばですよねぇ。もちろん、今回のツーリングでもしっかりと出雲そばを堪能してきました。

 他にもいろいろと楽しんできましたが、それはまた本文の中でのお楽しみということで。このレポートで、出雲の地の良さが少しでも伝われば幸いです。

 では、下にいつものようにルートマップをつけておきます。
 これでルートを確認しましたら、NEXTをクリックして本文へお進みください。

 

 
Map

今回のルートマップ
 走ったルートを見やすくするために、島根県を中心に拡大したマップにしました。そのためにどのぐらいの広さのエリアを走り回ったのか、距離の感じがわかりにくくなってしまいました。その点は、どうぞご容赦ください。
 なんか狭いエリアをぐるぐると回っているように見えますが、浜田〜米子は130〜140kmぐらいあり、かなり広いエリアを走っています。